重視される介護職の志望動機

少子高齢化が進行していると同時に、より介護職の需要が高まり、無資格や未経験でも介護の仕事に就くことは可能になりました。そのため、介護の仕事は幅広い年代に注目されており、定年後の再就職先として介護職を選ぶ方もいるほどです。

慢性的な人材不足の介護施設の場合は、経験を問わずに採用されやすい環境にありますが、社会人としての常識が欠けていたり、熱意がないと判断された場合には、採用はされません。ですから、書類選考の段階で採用担当者に好印象を与えるためにも、履歴書には必要事項をしっかりと記入する必要があります。

履歴書には、さまざまな項目がありますが、中でも特にポイントとなるのが志望動機です。したがって、十分な内容とボリュームを備える必要があり、ありきたりな文章では毎日多くの履歴書を目にしている採用担当者へのアピールにはつながりません。自分が今までどのような経験を積んできたのか、どんな技能や資格があり、将来どのように働きたいのかなどを体験や実例を交えて、しっかり明記しましょう。

志望動機の書き方は、介護職の経験のある場合は、勤務期間と具体的な職務内容をアピールし、未経験の場合は、介護職に興味を持つきっかけや介護職に対してどんなイメージを持ったかなどを記載すると良いかもしれません。また、社会人経験のある方の場合は、自分のやってきたことを書き、それを介護業界でどう活かしたいのかをアピールするのが重要です。求職活動における志望動機の重要性や書き方のコツは、■■志望動機はしっかり答えよう~介護編~■■にもわかりやすく書かれているので、一緒に読んでおくと、いい文章が作れるのではないでしょうか。